このニュースレターは、ピラティスとウェルネスを統合した学びを隔週月曜日にお届けする【Studio U.】のメールマガジンです。
読むたびに「わかった」と「やってみよう」が増えていく。
▼ インストラクターワークショップのご案内
7/13(日)動作の中のタクタイル——エクササイズへの応用と実践(仮)
6月の続編。実際のエクササイズ場面での活用へと深めていきます。
一人ひとりに合わせた少人数制のため、定員に限りがあります。 ご希望の方はお早めにご連絡ください。
受講料:8,000円
会場:Studio U.代官山店
お申し込みやお問い合わせはこちら
受講希望日について備考欄にご記載ください。
■ 目次
… 1. Studio U.オーナーUKIのコラム
… 2. 学習音声 & レポート
… 3. Eri's Workshop
… 4. What’s Next in Pilates World
… 5. お知らせ
■ 1. Studio U.オーナーUKIのコラム
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今回は、先日のワークショップで感じたことを綴ります。
姿勢を「見る」とはどういうことか——現場であらためて気づいたことから。
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先日のワークショップについて、忘れられない場面がありました。ほんの少し身体の使い方を調整しただけで、力みがすっと抜けていく。「こんな小さな調整で、ここまで違うんですか」——その変化に驚くみなさんの表情が、私にはとても嬉しかったです。
ピラティスの面白さは、ここにあると思っています。大きく変えるのではなく、ほんの少しの調整で、身体は驚くほど軽くなる。でも、その「少し」を見つけられるかどうかは、見る側の目にかかっています。
そのために大切にしているのが、姿勢を「当てはめすぎない」こと。教科書どおりのパターンに当てはめて「この人はこういうタイプ」と決めつけてしまうと、その人の身体が本当はどう使われているかが見えなくなります。決めつけずに、「こういう可能性もある」と視野を広く持つ。みなさんが現場で迷ったときも、ぜひこの目を思い出してみてください。
そして、この感覚は言葉だけでは伝わりきりません。実際に手を添えて、その場で変化を体感してもらう——だからこそ私は、ワークショップや養成講座を通して、みなさんがこの感覚を自分で見つけられるように、「伝え方」と「言語化」にフォーカスしています。
次回のワークショップは「動作の中のタクタイル——エクササイズへの応用と実践」。今回つかんだ「見る目」を、いよいよ"手で触れて導く"段階へ進めます。きっと、また新しい驚きが待っています。ぜひ一緒に深めましょう。
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■ 2. 学習音声 & レポート
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ピラティスや身体・ウェルネスに関する音声コンテンツとレポートをお届けします。お休みの場合もあります。
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姿勢を「見る目」は、何から始めればいいのか
── 観察は"問題探し"ではない
「なんとなく姿勢が悪そう」とは感じても、どこをどの順で見ればいいか、言葉にしにくい——多くの人がそうです。
今号の音声では、アライメント観察の「視点と前提」を3ステップで整理します。
① 前提を変える。 観察の目的は、悪いところを指摘することではなく、「この人が今どう身体を使っているか」を理解すること。たとえば同じ側で抱っこを続ける方を「肩が歪んでいる」と見るか、「この使い方の積み重ね」と見るかで、相手に届く言葉は変わります。
② 全体から入る。 いきなり一か所を見ない。2mほど離れて1〜2秒、全体のシルエットを眺めてから、正面(左右差)・側面(前後関係)・背面(脊柱ライン)の3方向で確認します。部分から入ると、その一点に視線が引っ張られます。
③ 断定せず、観察として届ける。 「骨盤が前傾しています」は診断的。「少し前に傾いて見えます」に変えるだけで受け取り方が変わります。伝えるのは1〜2点に絞り、「どう感じますか?」と問いを添える。
今日の1アクション
鏡の前で全体のシルエットを1秒だけ眺めてから、正面・側面・背面の3方向で自分を観察。気になることが1つ浮かんだら、声に出して言葉にしてみてください。
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■ 3. Eri's Workshop
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Studio U. では今年の4月から、オリジナルのワークショップを始めました。 5月からはEriも講師として加わっています。このコーナーでは、 ワークショップの始め方から内容まで、インストラクターの皆さんの ヒントになる情報をお届けしていきます。
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先日のワークショップでは、姿勢評価——なかでも「骨の位置の見方」を扱いました。基本のチェックに、私自身がふだん使っている知識も少し交えながら進めています。
姿勢を見るとき、私が大切にしているのは「全体を見る」こと。チェックする箇所はたくさんあって、つい一つひとつ細かく追いたくなります。でも、不調の要因はその部位だけにあるとは限りません。だからこそ、一歩離れて遠くから全体を眺めることも、同じくらい大切にしています。
「姿勢が悪い」って、私はこう感じます——不調や疲れが出やすそう、なんだか少し元気がなさそう。角度や数値だけでなく、その人の様子そのものに表れるものだと思っています。
細かく見る目と、遠くから捉える目。両方を行き来できるようになると、姿勢の評価はぐっと変わります。次回のWSでも、この「見る距離の使い分け」を一緒に練習していきましょう。
次号に続く
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■ 4. What’s Next in Pilates World
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アメリカ、ヨーロッパ、韓国——日本の外では、ピラティスがいま どう広まり、どう変化しているのか。世界各地のニュースやトレンドを ひろい、このコーナーでお届けします。視野を世界に広げると、 日々のレッスンの見え方も少し変わるかもしれません。
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第2回:ピラティスは世界一の人気なのに、最大手が「身売り」を検討している
── ピラティス・バブルが、静かに"二層化"し始めた
◆ 需要は本物。でも「需要がある=儲かる」ではない
ピラティスは、ClassPassで3年連続「世界で最も予約されたワークアウト」。2025年は予約が前年比66%増、検索回数は2,700万回を超えたそうです。数字だけ見れば、ブームはまだ続いています。
ところが、世界で最大手チェーンClub Pilatesの親会社(米Xponential)は、2026年の売上を前年比16%減と見込み、筆頭株主から「会社を売却すべきだ」と迫られているようです。CEOはこの3年で3人交代。世界1,414店舗を抱える看板ブランドでも、出店を増やすほど一店あたりの収益は薄くなる——「店舗が増えても、もう儲からない」という過当競争のサインです。
世界の予約数(需要) ■■■■■■■■ 3年連続・世界一(+66%)
最大手の売上見通し ▼ −16%(2026・Club Pilates親会社)
◆ 「誰でも開ける」がもたらす影
イギリスでは、リフォーマー系スタジオの事業保険申請が1年で約9.5倍に急増しました(2024→2025年)。開業のハードルが下がった裏で、短期間の即席資格が乱立し、「指導の質が下がり、客の安全が危うい」という報道や、実際の事故・訴訟も出始めています。
店舗も指導者も「数」は増える。でも増えるほど、一人ひとりは埋もれていく。これが"二層化"の正体です。
◆ Studio U. の視点
日本は、まだこの局面の手前にいます。でも都市部でも地方でも開業は続き、大手チェーンの出店も止まりません。「数で増える」波は、これから確実に来ます。
そのとき、価格や店舗数で張り合っても消耗するだけ。私たちが立ちたいのは反対側——「この人に診てもらいたい」と名指しで選ばれる側です。
その分かれ目になるのが、相手の身体を読み、手で触れて整える力です。決めつけずに動きの傾向を見抜き、その場で手を添えて変えていく——誰でも開ける時代だからこそ、この"見て、触れて導く"力が、いちばん代えのきかない差別化になると思っています。
次回のワークショップ「動作の中のタクタイル——エクササイズへの応用と実践(仮)」では、まさにその"手で触れて導く"技術を、実際のエクササイズの中で深めていきます。
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■ 5. Studio U.からのお知らせ
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